写真:大谷耕一、ピレリジャパン

今年も参加者の方々はもちろん、ご協賛メーカー&ショップのご協力で大盛況だったPIRELLI FUN TRACK DAY。10月26日に袖ヶ浦フォレストレースウェイで開催された今年最後のFTDも、心配された雨も降らずに終始、和やかに開催されました。

今回は、毎回FTDを盛り上げてくださっている出店メーカー&ショップを取材させていただきました。

新製品やお買い得商品、さらには各種サービスを提供してくださる協賛各社は、FTDには欠かせない楽しみのひとつ。参加者は走行と走行のインターバルの間に、パドックに並んだ出店ブースを回って商品を見たり、メーカー&ショップの方に話を聞く楽しみがあります。

出店者側にとってもライダーの生の声や、各種リクエストを聞くことができる有意義な時間となっています。

今回は8つのブースが出展されて、パドックに賑わいを加えてくださいました。

参加者も参加バイクも多彩で、間口の広い走行会

出店者の方々にFTDの印象を尋ねると、決まって返ってきた言葉がいろいろなレベルのライダーが対象でクラス分けがしっかりしているし、大排気量から250㏄や125㏄という小排気量のバイク、国産/輸入車が混在していて、ライダーとバイクのバリエーションがとても豊富な間口の広い走行会だと感じている、ということでした。

初心者にもやさしく、とくに普段のライディングウエアのまま走れるツーリングクラスを設けているので、最初はそこから体験して、次は本格的にサーキットを走ってみようと段階を踏めるのもFTDの魅力で、それゆえにさまざまな人が参加して楽しんでいるように見えるのだそうです。

また、パドックにはブースもたくさん並んでいて、お祭り感がいいという声もありました。そのお祭り感を増幅しているのが、MCとDJブースの存在です。パドックには切れ間なく音楽が流れ、走行スケジュールを確実に伝えてくれるMCの声がパドックに響いているのです。

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今回はいつものトンちゃんに代わって、モンちゃんこと多聞恵美さんがMCを担当した。

パーツやバイク、整体までとバラエティに富んだ出展

それでは、今回の袖ヶ浦FTDに出展してくださったメーカー&ショップをご紹介しましょう。

サンコンサインズ

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ピンストライプと手描きにこだわって、いろいろな絵や文字をヘルメットやバイクに描くサービスを提供。当日の受付・受け取りも可能。鈴鹿、HSR九州のFTDにも出展してくれている。

岡田商事

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オリジナルパーツや輸入パーツを幅広く取り扱う岡田商事。今回は、アルパインスターズのエアバッグ「TECH-AIR」やレーシングブーツなどを展示。TECH-AIRはエアバッグの専用ツールを使用した展開体験も行っていた。

谷尾商会

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Moto2&Moto3のサポートでおなじみのLIQUI MOLY製品を多数展示していたのは初出展の谷尾商会。入れたらすぐに効果が発揮されるガソリン添加剤「SHOOTER」の販売も行っていた。

モータリスト

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CABALLEROのScrambler500とBLIXTONのCromwell125を展示していたモータリスト。スタッフが持っているヘルメットはLEXINのブルートゥース・スピーカーだ。

RIDERS CLUB

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千葉県と茨城県でドゥカティディーラーを展開するRIDERS CLUBは、カスタムの参考にしてほしいとパニガーレV4Rを展示。より走りやすく、自分好みにできるカスタム手法をアドバイスしていた。

オートスタジオスキル

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メタリカ・ブレーキパッドの輸入元であるオートスタジオスキルは今回が初出展で、取扱商品を多数展示。

STAGE LABO

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オーダーメイドインソールのKifefootを取り扱うSTAGE LABOは、既製品のインソールの展示販売のほか、足型の測定→オリジナルインソールの受注などを行っていた。

ユリシス川崎

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走行前のユリシス体操でおなじみのユリシス川崎は、整体サービスを提供。施工後はスムーズに走行できるようになったと、評判は上々だそうだ。

グリーンウッド

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キッチンカーで軽食を提供してくれたのがグリーンウッド。メニューはメキシカン料理が中心で、タコスやカルニタスなどは小腹が空いたときに最適。コーヒーも提供していた。

来年以降のFTDも、走行時間以外にも楽しめる走行会を目指して、多くの協賛メーカー&ショップさんにご協力をお願いしていく予定です。

走っていないときも楽しく、充実した1日を過ごせるPIRELLI FUN TRACK DAYにしたいと日々考えています。まだご参加されていない方は、ぜひ来年はPIRELLI FUN TRACK DAYを体験してください。