ピレリ、2021年MXGPモトクロス世界選手権最終戦で通算76度目となるワールドタイトル獲得を達成！
ジェフリー・ハーリングスがMXGPを制し、ワールドタイトルを獲得。MX2ではイアゴー・ゲールツが健闘するも、チャンピオンはマキシム・ルノーに
マントヴァ（イタリア）2021年11月- タツィオ・ヌヴォラーリ・サーキットでは、2021年FIMモトクロス世界選手権の第18戦（最終戦）であるチッタ・ディ・マントヴァ・グランプリが開催されました。今シーズンもまた、ピレリはMXGPとMX2両クラスで世界タイトルを獲得、FIMモトクロス世界選手権におけるワールドタイトル回数が通算76回に達しました。
最終戦を前に、MXGPクラスの王座争いは、ランキング上位2人（ハーリングスとロマン・フェーブル）の差がわずか3ポイントと依然として接戦が繰り広げられていましたが、ジェフリー・ハーリングスは、フロントにSCORPION™ MX32™ mid soft、リアにSCORPION™ MX™ softを装着しレース1、レース2の両方で優勝、激戦の今シーズンを制し自身5度目の世界タイトルに輝きました。
チャンピオンシップ最終ランキングではティム・ガイザーが3位に、ジェレミー・シーワーとホルヘ・プラドが、アントニオ・カイローリを抑えてランキング4位と5位でシーズンを終えました。フルタイムのレースからの引退を表明したカイローリは、モトクロス世界選手権で9つの世界タイトル獲得という輝かしい成績を残し、キャリアの幕を閉じました。
MX2クラスでは既にマキシム・ルノーがタイトルを獲得していましたが、マントヴァではイアゴー・ゲールツが、ケイ・デ・ウルフを破って優勝しました。
総合ランキングではトップ9までをピレリライダーが見事独占し文字通りピレリがシリーズを制圧。ハーリングスのタイトルとゲールツの2位に続き、2020年のチャンピオン、トム・ヴィアレが3位に。ベストルーキーに選ばれたマッティア・グァダニーニから、ジェド・ビートン、レネ・ホーファー、ケイ・デ・ウルフ、ティボー・ベニスタント、ルーベン・フェルナンデスまでがそれぞれ4位から9位の最終順位を埋め尽くしました。
EMX250とEMX2Tのヨーロッパ選手権においても、ニコラス・ラプッチとマクシミリアン・スピースの優勝によりピレリは両レースで成功を収めました。
レースリザルト (太字がピレリライダー)
MXGP race 1
1. HERLINGS Jeffrey (NED)
2. FEBVRE Romain (FRA)
3. GAJSER Tim (SLO)
4. SEEWER Jeremy (SUI)
5. PRADO Jorge (SPA)
MXGP race 2
1. HERLINGS Jeffrey (NED)
2. GAJSER Tim (SLO)
3. FEBVRE Romain (FRA)
4. SEEWER Jeremy (SUI)
5. BOGERS Brian (NED)
MX2 race 1
1. GEERTS Jago (BEL)
2. DE WOLF Kay (NED)
3. RENAUX Maxime (FRA)
4. HARRUP Mikkel (DEN)
5. GUADAGNINI Mattia (ITA)
MX2 race 2
1. RENAUX Maxime (FRA)
2. GEERTS Jago (BEL)
3. GUADAGNINI Mattia (ITA)
4. HOFER Rene (AUT)
5. MEWSE Conrad (GBR)
GP Overall:
MXGP
1. HERLINGS Jeffrey (NED)
2. GAJSER Tim (SLO)
3. FEBVRE Romain (FRA)
4. SEEWER Jeremy (SUI)
5. PRADO Jorge (SPA)
MX2
1. GEERTS Jago (BEL)
2. RENAUX Maxime (FRA)
3. DE WOLF Kay (NED)
4. GUADAGNINI Mattia (ITA)
5. HARRUP Mikkel (DEN)
Championship overall
MXGP
1. HERLINGS Jeffrey (NED) p.708
2. FEBVRE Romain (FRA) p.703
3. GAJSER Tim (SLO) p.688
4. SEEWER Jeremy (SUI) p.566
5. PRADO Jorge (SPA) p.562
6. CAIROLI Antonio (ITA) p.545
MX2
1. RENAUX Maxime (FRA) p.734
2. GEERTS Jago (BEL) p.610
3. VIALLE Tom (FRA) p.570
4. GUADAGNINI Mattia (ITA) p.548
5. BEATON Jed (AUS) p.540
6. HOFER Rene (AUT) p.527
