メッツラータイヤをこよなく愛し、その素晴らしさを多くの人たちに伝えている方を紹介するメッツラー・ラバーズ。

今回ご登場いただくのは、BMW Motorrad正規ディーラー「Motorrad Haneda」の野崎店長。BMW Motorradの首都圏にあるディーラーグループである「BMW Motorradメトロ」でイベント委員長を務めていて、サーキット走行会からオフロードイベントまでお客様と一緒に、メッツラータイヤを装着した愛車のBMW・R1250GSアドベンチャーで走りまくっています。
野崎店長がメッツラータイヤにほれ込んだきっかけ、そしてサーキットでもオフロードでもメッツラータイヤをチョイスしている理由を語っていただいた。

水冷R1200GSで体感したメッツラーの高性能

野崎さんが初めてメッツラータイヤを経験したのは、2013年にモロッコで開催された水冷エンジンを初採用したR1200GSの国際試乗会。もちろん仕事柄、メッツラーのことは知っていたが、ちょっととっつきにくく、仲良くなるきっかけのないクラスメイトのような存在だったそうです。

初めて乗る水冷GS、そして初めて走る異国の道、さらにものすごいペースでオンもオフも走り続けるインストラクターの後ろを必死で付いていった野崎さん。気づくと野崎さんの後ろには誰もいなかったほどのペースで走り続けながら、GSに装着されていたTOURANCE™ NEXTの高いオン・オフ性能に非常に驚かされたとのこと。

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野崎さんのメッツラータイヤ初体験は、2013年にモロッコで開催された水冷R1200GSの国際試乗会。とんでもないペースで走るインストラクターに必死で付いて走った際に、そんな走りを可能にするTOURANCE™ NEXTの性能の高さに感動したそうだ。

それ以来、野崎さんはオンもオフもメッツラータイヤを履き続けています。

BMW Motorradメトロが千葉県の袖ケ浦フォレストレースウェイで年に2回開催している走行会の「サーキットエクスペリエンス」にも、R1250GSアドベンチャーで参加する野崎さん。以前はROADTEC™01を装着していましたが、昨年、SPORTEC™ M9 RRに履き替えたら安心感が一段と高くなったと言います。

「最初、エアを2割くらい抜いて走ったらちょっと硬い感じがしたので、もうちょっと抜いて走ってみたらゴムの感じとタイヤの剛性がベストマッチでした。タイヤの表面の荒れも少なく、とてもいい感じです」

さすがにGSでサーキットを走るライダーは滅多にいないそうですが、GSで元気にサーキットを走ってみたい人にはM9 RRをオススメしたいそうです。

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GS‐ADVでサーキット走行も行う野崎さん。写真ではROADTEC™01を装着しているが、昨年、SPORTEC™ M9 RRに換えたところ、さらに安心感が高まったそうだ。

そしてもうひとつ、BMW Motorradメトロが年に一度開催するイベントが志賀高原で開催する「BMW Motorrad G/S DAYS」。広大な志賀高原を舞台に、林道と舗装路を使ったコマ図ツーリングやスキー場を走るゲレンデクルーズなどが楽しめるイベント(GS以外も参加可能)で、昨年の10月に開催された際、野崎さんはデリバリーされたばかりのKAROO™4をGSに装着して志賀高原に向かいました。

「装着して、まずオンロードを走りましたが、ブロックタイヤのネガをまったく感じませんでした。その前はKAROO™3を装着していましたが、比較するとオンロード性能が抜群に向上していましたね。KAROO™3がオフ7割、オン3割だとすると、4はオン・オフともに五分五分どころか、七分七分くらいにこなしてくれます。キャンプツーリングに行くときだって9割はオンロード走行ですから、オフロードタイヤでもオンロード性能の高さはとても大事な部分で、ワインディングでの高いグリップ性能や高速道路での静粛性の高さも特筆ものですね」

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卓越したオフロード性能をキープしたまま、グリップ力や静粛性などオンロード性能を飛躍的に向上させて2022年に登場したKAROO™4。

メッツラーにはライダーを重視するドイツ製品らしさを強く感じる

KAROO™3から4への進化に大きな衝撃を受けたという野崎さんはこう続けました。

「BMWにも感じることですが、メッツラーってとてもドイツ製品らしい感じがします。どこかが極端に尖っているのではなく、ライダーを足元から支えてくれるというか、一般のライダーをちゃんと行きたいところに連れて行ってくれるようなところがありますね。ライダーとの一体感をすごく大切にしていて、ライダーを疲れさせない。だから、安全性にもしっかり寄与してくれますね」

BMW、そして特にGSには絶対メッツラーがいいとお客様にも薦めている。

「GSに乗っていて、オンロード走行が多い方にはTOURANCE™ NEXT、オフロードも走る方にはKAROO™4ですね。実は、TOURANCE™ NEXT2に興味津々なんですが、まだ履けていないんです。以前、衝撃を受けたTOURANCE™ NEXTの後継モデルですからいいに決まってますけどね」

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KAROO™3から4への進化にも衝撃を受けたという野崎さん。オフロードを走るGS乗りには絶対のオススメだと言う。

自分でいいと思ったモノしかお客様にお薦めしないという野崎さん。1日も早くTOURANCE™ NEXT2を体験していただき、オススメのバリエーションを増やしていただきたいものです。

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<プロフィール>
1977年、東京都出身。17歳からバイクに乗り始める。専門学校を卒業後、20歳でMotorrad HANEDAを運営する羽田ホンダ販売(現HANEHON)にメカニックとして入社。その後、国産中古車の営業兼メカニックとして勤務したのち、BMW Motorradの販売スタッフになり、31歳の若さでMotorrad Hanedaの店長に就任。それ以来、BMW一筋で、BMW以外のバイクにはしばらく乗っていないというほど。現在の愛車は、パーソナルカラーにペイントされたR1250GSアドベンチャーで、空冷1200GS-ADV、水冷1200GS-ADVと乗り継いできたバイクはすべてこのカラーリングとのこと。お店のポリシーは「お客様と一緒に遊ぶ」で、コロナ禍になる前は毎月のようにツーリングを行っていたそうで、流行が落ち着いてきたのでボチボチ再開したいそうだ。

<SHOP DATA>
●Motorrad Haneda
東京都大田区東糀谷3-12-10
電話:03-3743-1101
営業時間:10:00~18:00
定休日:水曜日・第1/第2/第3火曜日
https://www.bmw-motorrad.jp/motorrad-haneda/ja/home.html