仕事に、そしてプライベートにバイクを乗り倒していることを自他ともに認め、そしてメッツラータイヤを愛用している業界著名ライダーに、メッツラータイヤについて熱く語っていただく「メッツラー・ラバーズ」。 連載のトップバッターは、ツーリングや自社製品の開発テストなどでゆうに年間2万㎞以上は走行するというアフターパーツメーカー、アールズ・ギア代表の樋渡 治さんだ。

性能抜群でルックスもアドベンチャーバイクに最適なカルー・ストリートを無条件でオススメします!

BMWのカスタムマフラーの製作を依頼され、まずはBMWのことを理解しようと乗り始めて、1泊2日のツーリングに行ったのがきっかけでBMWとツーリングの魅力、楽しさに目覚めてしまった樋渡さん。

2006年にBMWのR1200GSアドベンチャーを購入して、最初のタイヤ交換の際にツアランスEXPを履いて以来のメッツラー・ヘビーユーザーです。

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樋渡 治さん

「ハンドリングやグリップ性能に加えて、ライフが長いのがメッツラータイヤの大きな魅力です。レーシングライダーだった私の走りでも、1万3000㎞はもってくれます」

一度のロングツーリングで3000~4000㎞走ることもあるというだけに、性能もさることながら樋渡さんにとってはライフがとても重要で、1万km以下はあり得ない。ツーリングの最中にタイヤの交換時期が来てしまうようなものでは、安心してツーリングが楽しめないのです。

そして、樋渡さんがメッツラーの大ファンになったひとつの出来事があります。

それは2008年に長野県白馬村にあるHAKUBA47で開催された「BMW Bikers Meeting」(現在の名称はBMW MOTORRAD DAYS JAPAN、コロナ禍の影響で昨年、今年は中止になりました)でのことでした。

出展社としてHAKUBA47にいた樋渡さんは、知り合いのジャーナリストに誘われ、当時のピレリジャパンスタッフと夕食を共にしました。当然、タイヤ談議になり、そのときに樋渡さんはツアランスEXPに感じていた小さな不満を思い切ってピレリスタッフに話しました。

EXPは、リヤはすごくいいのだけれど、構造的なものなのかフロントがちょっと硬すぎて、全体的にグリップが乏しいときがある。フロントがもっとグリップしたら最高なのにと言う樋渡さんの言葉を、ピレリスタッフもそれはいけませんね~、と真剣に聞いていたそうです。

そして翌年、そのときに同席していたピレリスタッフが、「EXPの改良版が出たので履いてみてください」と新しいツアランス(名称は同じEXP)を持ってきました。

早速履き替えてテストライディングした樋渡さん、自分が話した不満がすっかり消えていて、フロントタイヤもしっかりグリップする特性に改良されていてとても驚いたそうです。

ユーザーの意見を真摯に聞いて、それを取り入れて改善を図るというフレキシブルさと、改良するスピードの速さに驚き、感動した樋渡さん、それ以来、メッツラータイヤの大ファンになったと言います。

現在の愛車、BMW・R1250GSアドベンチャーに履いているのはカルーストリート。

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KAROO STREET Rear x R1250GS
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KAROO STREET Front x R1250GS

「ドライ&ウエットともにトータル性能がとてもいいし、コーナリング中のタイヤのたわみ具合が良好で、グリップしている感じがとてもつかみやすく、バンクしているときのグリップの持続性と安心感は抜群です。ギャップの追従性もとてもいいですね。そして、オンロードはもちろん、オフロードでも食いつきがよくて安心ですし、ライフも長そうです。特に気に入っているのがルックスで、アドベンチャーモデルにフィットするオフっぽいトレッドデザインながらもグリップ性能の高いところが最高です。気にいって乗っているバイクには、気にいったルックス&高性能のタイヤを履きたいですからね」

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樋渡さん好みのルックス - KAROO STREET

以前に履いていたツアランスネクストに比べても、性能もルックスもより自分好みで、ペースの遅い人、早い人にかかわらず、無条件で人にもススメられますと樋渡さんは言います。

現在、このタイヤでの走行距離はまだ4000㎞くらいですが、おそらくライフも長そうで、1万km以上走ってくれたらこれ以外のタイヤは考えられませんと、カルーストリートにぞっこんの樋渡さん。

GP500マシンを操っていたプロフェッショナルライダーも太鼓判を押すカルーストリート。
アドベンチャーモデルに乗っているライダーは、ぜひ一度、経験していただきたいモデルです。





<樋渡さんプロフィール>
宮城県仙台市出身で、出来て間もないスポーツランドSUGOでレースをはじめ、翌翌年に国際A級に昇格。それを機に三重県鈴鹿市に移り住んでレースに集中し、モリワキレーシング、スズキワークスでGP250、TT-F1、GP500となんでも乗りこなす非凡さとマシン開発能力の高さを発揮。レースを引退後、1988年に鈴鹿にアールズ・ギアを設立してマフラー製作をスタート。樋渡さん自身が開発ライダーを務め、スムーズで圧倒的な加速力を発揮する高い性能を実現するのに加え、まるで工芸品のような美しさで高い人気を誇るワイバン、リアルスペックといったカスタムマフラーをリリース。また、最近は完全自社製のビレットパーツにも力を入れている。現在、樋渡さん、アールズ・ギアのものつくりの考え方を綴った「ものつくりSTORY」を同社ウェブサイトで連載中。
https://www.rsgear.co.jp/column/





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KAROO™ STREET