DIABRO ROSSO™ Ⅳ CORSAのプロファイルは、DIABRO ROSSO™ Ⅳと同様に、ワンメイク・タイヤサプライヤーとして19年目を迎えたピレリが、WSBKレースで得たノウハウを活用し、そしてレースユース専用のDIABLO™ SUPERBIKEタイヤシリーズ用に開発されたテクノロジーをロード用スーパースポーツ向け製品に適用したものです。

このレース由来のプロファイルは、タイヤのハンドリング性能を向上させる、違う曲率を複数組合わせてつなげるマルチラジアスデザインの採用が特徴となっています。

まずフロントは、シャープなセンター部分によりコーナリング時の高速かつ応答性の高いフィードバックを実現し、イージーでクイックなハンドリングを生んでいます。

また、ワイドに張り出したサイド部分はコーナリング時のラインホールド性を確実にし、フルバンク時のコーナリングフォースをしっかり受け止めて高いグリップ力を実現しています。

一般的に、WSBKライダーのようなハイスピードのコーナー進入ができる方はほとんどいません。そのスピードは、全日本ロードレースのトップライダーでも驚くほどです。

そのような、驚異的なコーナー進入スピードではなくても、この張り出したサイド部分が、頭で思い描いたようにタイヤを潰してコーナーに進入しているさまを疑似体験させてくれるのです。

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DIABRO ROSSO™ ⅣとDIABRO ROSSO™ Ⅳ CORSA(図の赤いライン)は、DIABRO ROSSO™ Ⅲ(図の黄色いライン)と比較してサイド部分が張り出しているのが分かる。この部分がコーナリング時に潰れて、確かなグリップ力としてライダーにフィードバックされる。

WSBKトップライダーが選んだタイヤを体感できる!

そして、リヤタイヤのセンターエリアはフロントよりもさらにシャープなプロファイルを備えており、素早いリーンと方向転換を可能にします。 一方でサイドエリアでは接地面を増やし、コーナリング時の最大のトラクションを確保するために、プロファイルの曲率はあまり大きくしていません。 ショルダー部分は200/60サイズに近いプロファイルにすることで、フルリーン時の強い横方向のグリップを生んでいます。

200馬力を超える最新のスーパースポーツモデルの場合、リヤタイヤにかかるトラクションはとても大きな力になります。その大きな荷重をしなやかに受け止めるためには、しっかりとしたタイヤの内部構造(サスペンションで言えばバネの部分)と、しなやかな柔軟性を発揮するための十分なエア量(サスペンションで言えばオイルと言えるかもしれません)が必要です。

扁平率を上げて空気室をより多く確保するということは、ハイパワーのバイクに対応するためには必要不可欠な進化と言えます。

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DIABRO ROSSO™ Ⅲ(図の黄色いライン)と比較すると、DIABRO ROSSO™ Ⅳ とCORSA(図の赤いライン)はセンター部分がシャープな形状で、より素早いリーンを実現。逆に、サイド部分は緩やかなラインを描くことでトラクションを最大限発揮しやすくするとともに、エアボリュームの最大化も狙っている。

これらの技術によって、イージーかつ素早いリーンが可能になり、リーンアングルが深くなるにつれ強烈なコーナリングフォースが発生して、高い接地感を感じながらタイヤが潰れる感触が伝わってくるハードなライディングを満喫できるというわけです。

まさに、WSBKのトップライダーたちが選んだタイヤを一般ライダーも体験できるのです。