将来のMotoGPライダーを目指す10歳から14歳までの若いライダーによるワンメイクレースが「FIM MiniGP World Series」。
昨年から開催されていて、世界各地で行われるレースはすべて同じレギュレーションで実施され、平等なプラットフォームで将来のMotoGP参戦を目指すライダーたちに向けて技術と挑戦の機会の両面を強化するために行われている「FIM MiniGP World Series」。
この「ワールドシリーズ」は、1カ国の連盟が主催するナショナルカップ、2カ国以上複数の連盟が主催するリージョナルカップ、大陸連盟が主催するコンチネンタルカップの3タイプがあり、昨年はアルペ・アドリア(リージョナルカップ)、北米(コンチネンタルカップ)、フランス、アイルランド、イタリア、マレーシア、オランダ、ポルトガル、スペイン、イギリス(ナショナルカップ)で開催され、今年はオーストラリア、オーストリア、インドネシア、カタール、そして日本でも開催されることが発表された。
日本での開催場所、日程はまだ未発表だが(近日発表予定)、シリーズは最低4戦の8レースで開催され、各レース最低15人のレギュラーライダーがエントリーすることが決められている。
使用するマシンは、イタリア製の「OHVALE(オーバーレイ)の160㏄」で、タイヤは「Pirelli」、オイルは「Motul」のワンメイクとなっていて、Pirelliが用意するタイヤは、このレースのための10インチのスペシャルで、ディアブロスーパーバイクスリックとレインの2種類となっている。
各国のシリーズ戦を制したチャンピオンライダーは、MotoGPの最終戦であるヴァレンシアで併催される「World Final」レースに、自国の国旗をモチーフにしたカラーリングをまとったOHVALEで参戦し、世界チャンピオンを競うことになっている。
未来のMotoGPライダーの激戦を、ぜひ観戦、応援しよう!