ピレリ車種別マッチング情報 カワサキ Z900RS
2017年10月25日、東京モーターショーに於いて45年の時を越えて世界の名車、KAWASAKI 900 SUPER4 通称Z1 が、21世紀の川崎重工の技術で水冷になって蘇った、KAWASAKI Z900RS 。それだけにこだわりを持ったオーナーさん達が多いのも事実です。
※画像はカワサキモータースジャパンHPより
発売当初に購入したオーナーさん達を始め、次のタイヤをどうしようか?ジョナサン・レイでおなじみのピレリなんか良いかも・・・というオーナーさん向けの偏見に満ちた個人的おすすめタイヤ情報です!
適合サイズ
Z900RSの諸元は以下になります。 ※カワサキモータースジャパンHPより
Z900RS・Z900RS CAFE | 株式会社カワサキモータースジャパン (kawasaki-motors.com)タイヤサイズ 前 120/70ZR17M/C (58W) 後 180/55ZR17M/C (73W) ホイールサイズ 前 17M/C×MT3.50 後 17M/C×MT5.50
タイヤサイズとしては最もメジャーなサイズです。各メーカーからたくさんの種類が出ていますので、迷ってしまいますね。
個人的偏見によるベストマッチングタイヤ ベスト5
第5位 DIABLO SUPERCORSA V3 SP(ディアブロ・スーパーコルサ・ブイスリー・エスピー)
「魔法のタイヤ」とまで言われているスーパーコルサの公道バージョンです。DUCATIパニガーレV4やCBR1000R-RR、そしてカワサキZX-10Rなどに標準装着されていますね。ピレリといえばやはり「スパコル」という方も多いと思います。特にこのSP(エスピー)バージョンは公道での使用を前提に開発されていますので、Z900RSをレーシーに仕上げるのであればおすすめです。乗り方にもよりますが5,000キロくらいは持ちます。
第4位 DIABLO ROSSO CORSA Ⅱ(ディアブロ・ロッソ・コルサツー)
大ヒットタイヤ「ロッコル」の後をうけて登場した通称「ロッコル2」。すでにZ900RSでの愛用者も多いようです。公道からサーキットまでをカバーするマルチハイグリップタイヤはセンターとサイドのコンパウンドが違うのも大きな特徴です。サイドはSC2と同じレーシングコンパウンドを使用しているので、サーキット走行などの深いバンキング時はレーシングタイヤ並みにグリップします。センターコンパウンドは街乗りでも安心のストリートコンパウンドですので、Z900RSを街で流して、景色を楽しむツーリングも可能です。雨の日や気温の低い日などはバンク角が16度くらいなので、サイドコンパウンドは接地しません。乗り方にもよりますが5,000キロから7,000キロくらい持ちます。
第3位 ANGEL GTⅡ(エンジェル・ジーティー・ツー)
レーシングレインをモチーフに「雨の日でも寒い日でも」ハイパフォーマンスを発揮するタイヤです。現代の電子デバイステクノロジーと組み合わせれば、ストリート最強なのではないでしょうか。Z900RSもレトロなルックスながらABSなど最新の安全デバイスを装備しています。「スポーツツーリングタイヤはルックスが・・・」という方にはレーシングレインパターンのGTⅡはおすすめです。乗り方にもよりますが10,000キロから15,000キロ(実際もっと乗る方もいますが・・・)は持ちます。
第2位 DIABLO ROSSOⅢ(ディアブロ・ロッソ・スリー)
これはズバリ「デザインの良さ」です。パフォーマンスもピレリラジアルの中で最もバランスが良く、ドライグリップ、ウェットでの安心感、低温時での温まりの速さと不満の少ないタイヤです。Z H2の標準装着タイヤという意味では「高速安定性」が最も得意とするところです。乗り方にもよりますが7,000キロから9,000キロくらい持ちます。
第1位 PHANTOM SPORT COMP(ファントム・スポーツコンプ)
(Z900RSの写真募集中!)
これは往年の名作タイヤ「PHANTOM(ファントム)」を現代風にアレンジし復活を遂げたタイヤで、まさにZ900RSの復活ストーリーと重なります。カーカス、スチールベルト、コンパウンドなどは最新の技術で作り込み、デザインはレトロかつセクシーに仕上がっています。オールドファンなら「あの頃は高くて手が出なかった・・・」という経験があるかもしれません。その乗り味は一言で言えばソフトで上質。タイヤ交換のその瞬間からエグゼクティブ気分です。乗り方にもよりますが7,000キロから9,000キロくらい持ちます。
まとめ
レトロな外観に最新の性能を持つZ900RS。この開発ストーリーと重ね合わせて「PHANTOM SPORT COMP」を装着すれば、ネオレトロの世界観は高いレベルで味わえます。このようにタイヤ一つであなたのZ900RSをさらに自分好みに仕上げてはいかがでしょうか。あと、くれぐれも空気圧の調整はまめに行い、安全にお楽しみください!