高いオフロード性能と、安定して快適なオンロード性能を両立するために、KAROO™4のトレッドパターンには最新の技術がこれでもかというほど投入されています。

先代のKAROO™3と大きく変わったノブ(ブロック)のデザインですが、ここにもさまざまな工夫が施されています。

まず、タイヤの中心部分から外側に放射状に配置された横方向の溝が、KAROO™3よりもやや直線的に配置されました。

これは、オンロードでの性能をスポイルすることなく、オフロードでのトラクション性能をアップし、さらに切り返し性能も向上しています。ほんのわずかな変更が、大きな進化を生み出しているのです。

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タイヤセンターからサイド部分に向けて放射状に配置された横方向の溝の角度を、写真左のKAROO™3よりもやや直線的に変更。このわずかな変更で、オフロードトラクションの強化と、切り返し性能向上が図られている。

また、ノブの配置も一新。「インクルーシブローリングレイアウト」と呼ばれる配置として、さまざまなノブセル(ブロック)をより数多く接地させる配置にすることで、オフロードトラクションを確保するとともに、バイクの電子制御システムへのノイズカット(=誤動作防止)も実現しています。

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写真右のKAROO™4は、より数多くのノブ(ブロック)が同時に設置するようなレイアウトを採用することで、接地面積を増やし、オフロードでのトラクション性能を確保するとともに、最近のメッツラータイヤに準じ、バイクの電子制御に対応している。

トラッピングリザーバーが瞬間的にグリップ力を生み出す

高い保水性能と排水性能を持つシステムを構築するために、KAROO™3では断続的な直線だったセンターノブの横の溝を、連続的な波状のものに変更。これによって、オフロードでの横方向のグリップを確保するとともに、センターノブセルとの組合せによって高い保水&排水性能を実現しています。

そして、オンロード性能と、オフロードでのトラクション性能を両立するために採用されたのが新たな特許技術。

両サイド部のローリングセルと組み合わされた「トラッピングリザーバー」が、水や泥を一瞬溜め込んでから排出させることで、オンロードでもオフロードでも高いトラクション性能を実現しています。

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波状の溝から排出される水や泥を、ローリングセルと組合せたトラッピングリザーバーに一瞬溜めることでグリップを生み出し、そののちに効果的に排出させるシステムを採用。これによって、オンロード性能とオフロードトラクションを両立している。

滑ることが前提のオフロードと、グリップが前提のオンロード性能を両立させるための工夫がトレッドパターンに見て取れますが、さらに耐久性や静粛性を考慮した新技術もトレッドパターンに採用されています。

次回、トレッドパターンPART2でご紹介いたします。