VR46ライダーズアカデミーがモーターサイクルとE-MTBにピレリを採用
ピレリは、プロのレーサーを対象とした世界で最も有名なレーシング・アカデミーのひとつであるVR46 Riders Academyとコラボレーションを締結しました。ロードバイクからモトクロスバイク、またE-MTBのマシンまで、トレーニングの際にはピレリのタイヤが使用されます。
イタリア・ミラノ - ピレリは、VR46 Riders Academyのテクニカルパートナーとして、また同チームのすべてのトレーニング活動のタイヤサプライヤーとして選ばれました。このコラボレーションにより、当ライディングスクールの生徒たちは、イタリアンメーカーのタイヤを装着したモーターサイクルでトレーニングを行い、レース分野のエキスパートであるピレリのエンジニアのサポートを受けることができます。
VR46 Riders Academyは、イタリアの若いモーターサイクリストが二輪車の世界でレースのキャリアを積むためのサポートをすることを目的に設立されました。VR46 Riders Academyのライダーをサポートするスタッフは、レースでバレンティーノ・ロッシをサポートするスタッフと同じなので、すべてのアドバイスや判断は長年の最前線での経験から得られたものです。
VR46 Riders Academyの生徒たちは、2021年のグランプリモーターサイクルレースの各クラスで目覚ましい活躍を見せています。Moto3™カテゴリーのアンドレア・ミーニョ(#16)とニッコロ・アントネッリ(#23)、Moto2™カテゴリーのマルコ・ベゼッキ(#72)とチェレスティーノ・ビエッティ(#13)、ステファノ・マンジ(#62)、そしてプレミアクラスに参戦する3人のライダー、フランコ・モルビデッリ(#21)、フランチェスコ・バグナイア(#63)、ルカ・マリーニ(#10)です。
このパートナーシップでは、VR46 Riders Academyのライダーたちのすべてのトレーニング活動にピレリのタイヤを使用します。ロードバイクを使ったサーキット走行から、モトクロスバイクを使ったオフロード走行、そしてE-MTBを使ったトレーニングまで。
サーキットでのトレーニングに使用されるYZF-R1とYZF-R6には、FIMスーパーバイク世界選手権で使用されているのと同じサイズの、様々なコンパウンドのピレリDIABLO SUPERBIKEタイヤが装着されています。具体的には、フロント125/70 ZR 17、リア200/65 ZR 17がYZF-R1に、フロント120/70 ZR 17、リア190/60 ZR 17がスーパースポーツクラスの排気量のモーターサイクルに装着されます。DIABLO SUPERBIKEは、市販車のワールドチャンピオンシップで全てのライダーが使用しているタイヤで、ピレリのエンジニアによる熱心な研究開発により、長年にわたって性能が向上し続けています。またオフロードに関してはVR46 Riders Academyのライダーたちは、モトクロスで74の世界タイトルを獲得したSCORPION MXと、電動マウンテンバイク用のSCORPION E-MTBを使用して、トレーニングを行います。
ピレリモト&ベロ シニアバイスプレジデントのクラウディオ・ザナルドは、今回の契約について次のようにコメントしています。"VR46 Riders Academyと、若手ライダーの成長を常にサポートし、投資してきたピレリとのコラボレーションを発表できることを嬉しく思います。VR46 Riders Academyのライダーたちがトレーニングで使用するモーターサイクルやE-MTBのタイヤサプライヤーにピレリが選ばれたことで、スポーツとマーケティングの両面でピレリの地位がさらに強化されます。今回のパートナーシップは、ピレリのモーターサイクル用タイヤが何十年にもわたって国際的な競技会に参加してきたことで培われてきた高い評価に、サイクリング部門が開発したE-MTB用の最新タイヤが加わったことを意味します。VR46 Riders Academyが、ライダーのトレーニングにピレリタイヤのパフォーマンスと安全性を採用してくれたことを嬉しく思います。”