ジョセップ・ガルシアがエストニア・エンデューロGPで両日に渡りレースを制して優勝。METZELERは、E1、E2、E3、ユースの各クラスで表彰台を席巻
サーレマー島で開催されたエストニアGP。METZELERは、ジョセップ・ガルシア、アンドレア・ヴェローナ、ブラッド・フリーマン、アルビン・ノルビンらの健闘により表彰台と優勝を獲得。ジュニアクラスのロニ・キトネンが負傷。
2021年7月19日、FIMエンデューロ世界選手権の第3戦は、サーレマ島の海辺の村、クレッサレアで開催されました。モトクラブ・レッドモトは、3つのフラットなスペシャルコースを設置。トップライダーたちは、クロステストで固く荒い砂埃の多い地形を、エンデューロテストでより深い凹凸の砂地を、エクストリームスペシャルテストでは硬く締まった土の上を走り抜けました。
エンデューロGPでは、ジョセップ・ガルシア(Red Bull KTM Factory Racing)が2日間のレースを制覇して表彰台の頂点に立ち、ブラッド・フリーマン(BETA factory enduro team)は2日目のレースで優勝にあと一歩まで迫りました。アンドレア・ベローナ(GASGAS Factory Racing)も両日ともに表彰台に登りました。
E1クラスでは、GASGASのアンドレア・ベローナがダブルウィンを果たし、現在クラスのトップとなっています。ダビデ・グァルネリ(Fantic Factory Team E/50 Racing)が2位を獲得、METZELERの両ライダーは、MCE 6 DAYS EXTREMEを装備しています。
今回のエストニアGPで、METZELERのオフィシャルライダーであるジョセップ・ガルシアが2勝を挙げ、絶対的な支配者の座に立ちました。スティーブ・ホルコム(BETA factory enduro team)は、初日のレースで足を負傷、激しい痛みと闘いながらも、2日間の競技を見事完走しました。
E3クラスでは、METZELERライダーブラッド・フリーマンが両日ともに優勝。パーフェクトなシーズンスタートを遂げています。
ジュニア1クラスでは、ロニ・キトネン(Team Honda RedMoto)が初日終了時点で棄権。ジュニアクラスで圧倒的な強さを見せていた若きホンダオフィシャルライダーは、足に大きなダメージを負い、グランプリを離脱することとなりました。
ユースクラスではアルビン・ノルビン選手(Fantic Darpa Racing Team)が目覚ましい活躍。ハリー・エドモンドソン(Fantic JET Racing)は、手の怪我のため苦戦が続きます。
レースリザルト(太字がMETZELERライダー)
グランプリ順位
FREEMAN Brad p.111
GARCIA Josep p.94
RUPRECHT Will p.89
E1クラス
VERONA Andrea p.117
GUARNERI Davide p.105
BERNARDINI Samuele p.77
E2クラス
RUPRECHT Will p.109
GARCIA Josep p.104
HOLCOMBE Steve p.91
E3クラス
FREEMAN Brad p.120
BETRIEU Jaume p.100
MCCANNEY Daniel p.90
ジュニアクラス
PAVONI Matteo p.114
MACORITTO Lorenzo p.102
LE QUERE Leo p.82
ユースクラス
NORRBIN Albin p.114
EDMONDSON Harry p.94
CRISTINO Kevin p.88