METZELERライダーたちがイタリアGPで大活躍。エンデューロGPでは、ブラッド・フリーマンが圧倒し、E1、E3、ユースの各クラスで完封
イタリアエンデューロのホームグラウンドであるエドロ(ブレシア県)で開催されたイタリアGP。メッツラーとそのライダーは、ジョセップ・ガルシア、スティーブ・ホルコム、ダビデ・グァルネリ、ハリー・エドモンドソン、アルビン・ノルビン、ロニ・キトネンなどのスター選手らと共に表彰台と勝利を獲得してきましたが、今回、ブラッド・フリーマンが、新たにこのイタリアGPで不動の王者となりました。
FIMエンデューロ世界選手権の第2戦は、モルティーロ峠に近いカモニカ渓谷の小さな村、エドロで開催されました。モトクラブ・セビーノは、参加したすべてのライダーへの試練となる3つの最高レベルのレースコースを用意、トップライダーたちは、木の根が多くハードでダスティな地形でのエンデューロテストと、オリオ川沿いに設けられた石の多い砂地でのスペシャルテスト・エクストリームを交互に走りました。
エンデューロGPでは、“チーム・ベータ・ファクトリー”エンデューロライダーのブラッド・フリーマンが、2日間の競技を制し、クラスリーダーの座を獲得しました。KTMファクトリーのジョセップ・ガルシアは、E2クラスで3位となりました。
METZELERのもう一人のライダー、スティーブ・ホルコム(チーム・ベータ・ファクトリー・エンデューロ)は、日曜日に肋骨2本を負傷しながらも3位に入賞するという壮絶な成果を遂げました。またGASGASのオフィシャルライダーであるアンドレア・ベローナがE1クラスで二冠を達成し、現在クラスのリーダーとなっています。両ライダーは、METZELER MCE 6 DAYS EXTREMEを装備しています。
METZELERのオフィシャルライダーであるスティーブ・ホルコム(チーム・ベータ・ファクトリー・エンデューロ)は、ポルトガルGPで肋骨を痛め、万全の状態でイタリアに到着することが叶わなかったにもかかわらず、今シーズンの貴重な表彰台を獲得。また、KTMのオフィシャルライダーであるジョセップ・ガルシアは、イタリアGPで両日ともに表彰台に上っており、ポジティブなレースとなりました。
METZELERのブラッド・フリーマンは、イタリアGPのE3クラスで両日ともに優勝し、フルポイントを獲得してトップに立っています。
ジュニア1クラスでは、ロニ・キトネン(チーム・ホンダ・レッドモト)が2位を2回獲得しましたが、ジュニアクラスでは輝きを放つことができませんでした。
METZELERは、FANTICライダーのハリー・エドモンドソン(ファンティック・ジェット・レーシング)とアルビン・ナービン(ファンティック・ダーパ・レーシング・チーム)のリードによりユースにおいて勝利、両レースとも、METZELER MCE 6 DAYS EXTREMEを装着したFANTICのライダーが、ユースの表彰台を独占しました。
FIMエンデューロGP世界選手権は、7月にエストニアとスウェーデンで開催される次回GPに向け、短い休息に入っています。
レースリザルト(太字がMETZELERライダー)
グランプリ順位
FREEMAN Brad p.77
RUPRECHT Will p.67
HOLCOMBE Steve p.55
E1クラス
VERONA Andrea p.77
GUARNERI Davide p.71
MAGAIN Antoine p.51
E2クラス
RUPRECHT Will p.75
HOLCOMBE Steve p.65
GARCIA Josep p.64
E3クラス
FREEMAN Brad p.80
BETRIEU Jaume p.68
MCCANNEY Daniel p.58
ジュニアクラス
PAVONI Matteo p.77
MACORITTO Lorenzo p.65
KYTONEN Roni p.58
ユースクラス
NORRBIN Albin p.74
EDMONDSON Harry p.74
CRISTINO Kevin p.60